6/26(土) 練習会の様子
今回も、いつもと同じように練習会を実施しました。
新しく参加するようになった2人やゲストとして参加した中学生2名も入れて今回は18人、9組の試合を取りました。
練習が再開してから4回目の練習で、みんなも慣れてきた頃でしたので今回は取りの部分のお話を最初にしてから、2試合取りました。
今回のお話は「送り札」について。みんなに向けてお話はしましたが、特に段位の取得を目指している人には考えてほしいなと思っている内容です。
競技かるた界隈では、送り札のセオリーと言われているものが存在します。
ぱっと思いつくだけでも…
・友札(あきの・あきか等、決まり字が途中まで同じ札)を先に分けましょう。
・逆に友札はくっつけないようにしましょう。
・決まり字の短い札を送りましょう。
・場に一枚しかない単独札を送りましょう。
他にもいろいろな人からたくさんのセオリーを聞いたことがあります。
それをしないと、逆にどうしてしないのかと詰められてしまうこともあります。僕なんかは、セオリーがあまり分かっていない時代も過ごしてきたので、よく注意されていたものです。
それは置いておいて…送り札は、相手陣を抜いた時や相手がお手つきをしたときに自分に発生する「権利」であるので、基本自分が好きな札を送っていいのです。いないとは思いますが、権利ですので送らなくてもルール上はOKです(笑)
今回お話したのは、
「決まり字の短い札を送って送った札を取れるように意識しましょう。」
ということだけでした。たくさん話したいことはありますが、まずは相手陣にある短い札を自分の中での速いスピードで気持ちよく取れるようになってほしいなと思います。また、そのなかでできるようになったことは今後のプラスになると思っています。
短い札が自分の得意な札になってほしいですね。
最近、指導のかるたを取る際にビデオも撮って、振り返りながら指導することが多いです。今回、偶然和室全体が撮れていたので見てみると、みんな速いタイミングで札を取ることができるようになっていました。
特に、みんなが好きな札、友達の得意札等では有段者にも負けないくらいの速さで取っていることも。とてもいいなと思いながら見ていました。
2試合集中して頑張った後、30分弱時間があったので、決まり字かるたを使ってちらし取りをしました。久々だったこともあって、みんな楽しそうに取り組んでいました。
来月18日(日)に、松山市の生活文化センターにて初段認定大会が開催されます。当会からも何人かが出場予定です。中高生や一般の方が相手になることが多いですが、1試合でも多く勝てたらと思いますし、当会から有段者が誕生することも楽しみに、今後も一緒に練習を頑張っていこうと思います。